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世界観

 時間軸は現代。科学の力で発展してきたこちら側とは別に、魔法で発展してきたあちら側【魔法界】。

 魔法界はこちら側を【ノワンド界】そしてそこに住まう人々を【ノワンド】と呼んでいます。その二つは同じ地球に存在しながらも、基本的にはコインの裏表のように交わることはありません。

 魔法界の人々はノワンド界の人々と見た目はさほど変わらず、髪の色も肌の色も、体の大きさも脆さも、大きな差はありません。しかし、魔法界の人々はノワンド界の人々と違い、科学や電気は生活に必要最低限なものを使用し、あとは魔法で生活をしています。そのため街や町村はどこか古めかしく、こちら側からすれば“遅れている”印象。

 俗に言う「魔法使い」とは、魔法界の人々のことです。魔法界は混乱を避けるため、ノワンド界に魔法界と魔法動植物、魔法の存在を隠しています。

​ また、魔法界には妖精や人魚、獣人などの種族も存在しています。亜人・人外は人魔法使いと比べると、髪の色や肌の色、体の大きさや脆さに違いがあります。そして、それらの亜人・人外は過去に迫害を受けており、その思想は今も一定の人々の間には残っているようです。

 魔法界を闇が支配していた時代、その闇の当事者が人魔法使いに加えた所業が巡り巡って迫害の発端となりました。最も迫害が酷い時は亜人・人外を人魔法使いが一方的に痛めつけることや乱獲等があり、一時は亜人・人外と人魔法使いの間に深い溝がありました。

​ 現在は法律や平等思想などが整えられ、表向きではありますが亜人・人外と人魔法使いとの関係は年々近づいていきつつあります。

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