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ブラケル寮(通称・青寮)

シンボルにカエデを持ち、水の属性を司る。

​他人に流されない堅い意思を持つ者が集う寮。

「ブラケル寮を知りたいなら、入るのが一番さ」

 ブラケル寮の紋章は亭々としたカエデ、寮の色は青。談話室は、学校の西側に位置する湖の上に立つ塔です。夜は静かな

波の音が聞こえ、良く眠ることができます。

 談話室には大きな暖炉があり、天井には銀の装飾が施されたシャンデリアがつるされています。暖炉を囲むようにインディゴ地のソファやランプブラック色のローテーブルが設置され、荘厳な雰囲気です。部屋の家具は基本青・焦茶・銀などの寒色系で統一されています。

 “他人に流されない堅い意思を持つ者が集う寮”という通り、ブラケル寮には、他とは一風変わった、個性的な性格の生徒が多く集まります。そのため他者と足並みをそろえることは極端に少ないですが、一度集まり合わさると大きな力を発揮します。

 卒業後の進路は、香水師や、魔法界の執行機関である魔法省への就職はもちろん人気ですが、その自分を貫き通す意思や他にはない発想から、開発者や表現者、中には大魔法使いと呼称されるまでになった卒業生もいます。

 ブラケル寮は水属性魔法を司り、生徒の多くが水属性魔法を一番得意としています。

 また、魔法香水は魔法の効果によって8色に分けられており、寮の色はその色の香水にちなんで付けられています。ブラケル寮の生徒の多くが得意とする魔法香水は青の香水です。青の香水は別名「記憶香水」とも呼ばれており、人間や動物、無機物から抜き取った記憶を香水に込めたものがそれにあたります。青の香水の制作方法は込める記憶によって異なり、魔法香水の中でも特に扱いが難しいとされています。

 

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